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べりろぐ。 ~ヴァナ料理再現工房~

ヴァナ調理師範・リアル料理素人が送る、FFレシピ再現のきろく

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リアルでおでん作ったよー ~こんにゃくの章~

こんにちは、べりです。
蝕世のエンブリオの追加エピソードが来ましたね。
Quemaricondのうろついてる場所的に、魔晶石周辺ばかり探してしまいました…
(初日にやったのでまだ情報が出てなかった)
修道窟は修道窟でもそっちのエリアかーい!(゜д゜)とオークに怒りをぶつけるの図。



さて、バス編ではオムレツサンド、ウィン編ではおでんと
これまでのエンブリオでは新食事が実装されてきたので
次回サンド編でも、何か新食事が追加されるのではないでしょうか!楽しみです。

今日はエンブリオ繋がりということで、ウィン編で実装された「おでん」を
再現してみたいと思います。
でも、食材を買ってきておでんにするだけでは少し物足りない…
ということで、中間素材の「こんにゃく」から手作りすることにしました!




■材料

(調理:27)炎のクリスタル
貝殻      → 貝殻焼成カルシウム
蒸留水     → 水
こんにゃくいも → こんにゃくいも

とはいえ、都内のスーパーでは生のこんにゃく芋を売っているところは
まず見かけないので、通販でお取り寄せしました。
赤ちゃんの頭ほどもありそうな立派な芋が届きましたよ。
1つで500~700g程度あります。



そして、こんにゃくを固める凝固剤は石灰・重曹などアルカリ性のものを使います。
今回利用した通販サイトは、貝殻焼成カルシウム(貝殻を焼いて粉砕した灰)を
凝固剤としておまけしてくれるところが気に入りました。
おかげで、まさにヴァナレシピ通りに材料をそろえることができましたよ。
商品に丁寧な作り方も添えられていたので、今回はできるだけこれに沿って
作ってみようと思います。


■作り方

・まずはこんにゃく芋を洗って皮を少しむき、適当な大きさに切ります。
おおお、芋の段階ですでに何となくぷるぷるした触感で面白い!
皮を残したのは、こんにゃくらしい灰色に仕上げるためです。
もともとこんにゃくが灰色なのは、粉砕した皮の色によるもので
皮を全部取り除くと、しらたきみたいな白色のこんにゃくになります。
そのため、市販のこんにゃくはあえて海藻粉末など混ぜて色を出すそうですよ。



・通販サイト直伝レシピにはない工程ですが、ここで一度芋を下茹でします。
生のこんにゃく芋はシュウ酸カルシウムという毒物が含まれていて
素手で触るとかぶれるのでゴム手袋必須だし、うかつに摂取すると
死ぬことすらあるようです!
加熱することで毒性は失われるそうなので、念のために
最初に下茹でしてしまうことにしました。



・続いて、フードプロセッサーに芋とぬるま湯を加え、芋をすりおろします。
できればミキサーで細かく粉砕する方がよいみたいですが、我が家には
ミキサーはないのだった。そろそろ買うかな(´・ω・`)



なお大変迂闊なことに、フードプロセッサーが完全に止まり切らないうちに
蓋を開けてしまい、すりおろしこんにゃく芋が自分と壁と床に飛散しまくって
キッチンが地獄絵図と化した俺の話は誰も知らなくていい…

・大きなボウルにぬるま湯と粉砕したこんにゃく芋を入れ、だまが
できるだけなくなるようによく混ぜます。
とはいえフードプロセッサーではどうしても粗い仕上がりになるのと
下茹でしたせいか芋同士がくっつくので、かなりダマダマになってしまいました。
お湯の量は芋の重量の3.3倍の比率になるように合わせるので
2~3リットルは入るボウルや鍋を用意した方がよいです。


・しばらく放置すると、こんにゃく原液(?)がプルプルした手触りになってきます。
ゆるいこんにゃくゼリーみたいな感じ。手袋を表面に乗せても全然沈みません。
さらにそこへ貝殻焼成カルシウムを水溶きした凝固剤を一気に加え、
1分ほど手で練ります。



・型に入れ、しばらく放置します。
練り込みが甘かったのかなかなか固まらず、2時間ほど放置してみましたが
うまくやれば20~30分ほどで型から外れるほどの固さになるみたい。



・型から外したこんにゃくをたっぷりのお湯で30~40分ほど茹でていると、
お湯が黄色っぽくなり、ラーメンの麺でも茹でているような匂いがしてきました。
あ、そうか!ラーメンの麺に含まれる「かん水」もアルカリ性なので、
同じような化学作用が生じているのかもしれません。
しかしこんにゃくには、黄色の素になるフラボノイド色素は
入っていない気がするんだけどな…謎だな…



茹で上がったらすぐに食べるのではなく、水につけたまま冷ますことで
こんにゃくが熟成され、また、アクも抜けるようです。


■完成品

どうにかこうにか自作こんにゃくが完成いたしましたー!
茹でるまでは相当生地がゆるかったので、固まらないんじゃないかとヒヤヒヤしましたよ。
しかし問題は食べられるかどうか…
そう、うまいまずい以前に、きちんとアクが抜けていないと
刺すようなえぐみを感じると言うし、そもそも最悪死ぬかもしれん…!



意を決して食べてみると…
…おおおおお、ちゃんとこんにゃくです。
ダマになった部分とそうでない部分の食感の差が激しいけど
まさしくこんにゃくになってる!そして食べても死なない!(ひどい感想)
これまでも相当得体の知れないレシピを再現してきた私ですが、
「死ぬかも?」と思いながら実食したレシピもそうそうないですね(-人-;)

無事に食べられることが分かったからには、こんにゃく祭りの開催です!!
なにしろ、芋1個(今回は約650g)から、市販の板こんにゃくにして約8枚分と
「そんなにおでんだけで消費できんわ!」って量のこんにゃくが
合成できてしまったので…

刺身こんにゃく、味噌田楽、あと写真には撮っていませんが
かみなりこんにゃく風炒めにしたりと、存分に手作りこんにゃくを楽しみました。
市販のものと比べると全然臭みもなくて美味しいし
だまになっていた部分はプリッとした弾力、周辺の部分はフルフルした食感で
どちらも違った味わいが楽しめました。
作り始めると1日仕事になってしまいますが、手間暇かける
価値のある味だと思いましたよ。


■評価

美味度:★★★☆☆ まだ芋があるので、再挑戦時はもっと均一な食感を目指したいな。
再現度:★★★★★ 再現度としては完璧でしょう!
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