べりろぐ。　～ヴァナ料理再現工房～

ヴァナ調理師範・リアル料理素人が送る、FFレシピ再現のきろく

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リアルでパームジュース作ったよー

こんばんは、べりです。
先日スーパーでこんなものを入手しました！
「ヤングココナッツ」という直径10cmくらいの物体です。

丸ごとのココナッツなんて、東南アジアとか南国リゾートでないと
お目にかかれないかと思いきや、都内でもあるところにはあるんですね。
最近ココナッツオイルやココナッツジュースが
にわかに人気を博しているので、その影響もあるのかなー。

さて、このココナッツを見て思い出したのが、東アドゥリンのカフェ「女神の涙」で
売ってたり売ってなかったりするパームジュース。
「更に渇く男」でミサワ…もといロスキンが要求してくるアレです。

甘い香りとスッキリとしたノドごしでミサワを天国へと誘う
ヨシールちゃんのパームジュースに匹敵する味かは分かりませんが
せっかくココナッツが手に入ったことですし、今日はこれで
パームジュースを再現してみますよー('∇')

ところで「更に渇く男」の冒頭でLolaを選んだ時の展開が好きすぎて
何度「ちげーよ！」と突っ込まれても選んでしまいます…(￣―￣)

■材料

（調理：40）風のクリスタル
エルシモパームの実　→　ココナッツ

材料がこれ以上ないくらいシンプルです！
パームの実を風クリでざくーっと切削するってことですね(｀・ω・´)
ウルブカパームの実でも作れますが、ヨシールちゃんによると
エルシモパームの実の方が味が良いんだとか。

そういえば、私の勝手な研究によりウルブカ＝南米説を展開したことがありますが
エルシモはリアルに例えるならどのへんでしょうねえ。
ユタンガの火山みたいに立派な火山があるハワイなんてぴったりかも？('∇')
トロピカルな雰囲気で、ココナッツもたくさん採れそうですよね。
ちなみに今回使ったココナッツはタイ産でした。
タイは火山がないし、ちょっとエルシモっぽくはないかな…(-人-;)

■作り方

・ココナッツのラップをはがしたところがこちら。
木の台と色合いが似すぎてて、ずいぶん地味な絵になってしまいました。

・とがった先端部を削って穴を開けると包装に書いてあったので
けっこう柔らかいのかな？と思いきや…
表面のタワシみたいなもしゃもしゃした繊維を削っていくと
木みたいな層が出てきました。
これがまた、めちゃくちゃ硬い！
とても包丁なんかで気軽にスパッと切れるような代物じゃありませんヽ(;´д｀)ノ
ペティナイフとパン切り包丁を試しましたが歯が立たず…

・そこで工具箱を取り出し、キリとプラスドライバーでぐりぐり削っていき
やっとこさストローが通るくらいの穴を開けることに成功しました！
調理っていうより、もはや木工の域○|￣|＿

■完成品

手持ちのストローをさした図がこちら！
これまた土台がウッディなせいで、めちゃくちゃ地味な絵になってしまいました。
なぜランチョンマットの一つでも敷かなかったのか、自分(-人-;)

本当は完成図アイコンみたいに上部をスパッと切り取れればよかったのですが
ナタとかノコギリでもないと無理無理(゜ーÅ)

で、この状態だと中がどうなってるのか全く見えません。
買ってから1週間くらい経ってしまってたのと、穴を開けるときに
中にちょっと削りくずが入ってしまってたので
ブラックボックス状態のジュースを飲んでみるのはちょっと勇気が要りましたが、
意を決してストローで中身を吸ってみると…

あ、まさにココナッツジュースの味！(゜∀゜)
「甘くない」とか「ぬるいポカリ」とか、巷の噂では
リアルパームジュースの評判はあまり良いものでなかったので
そういう意味でもちょっと覚悟していたのですが、
ちゃんと甘みもあってココナッツの風味もあって、なかなかおいしいです！
よく冷やしたのも良かったですね。

ココナッツを丸ごと抱えてジュースを飲む体験を満喫した後は
表皮にもう1箇所空気穴を開けて、中身をコップに出してみました。
無色透明かと思いきや、微妙な薄茶色をしています。
結構飲んだ後でも、なみなみコップ1杯分のジュースが取れました('∇')